人混みへの挑戦

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ココア、入りました☺︎
ごゆっくりどうぞ。

 

突然ですが、私はRADWIMPSが好きです。

ずっとずっと好きで、ライブに行きたくて、でも人混みが怖いから行けない状態でした。

 

ある日、友達がライブがあるよと教えてくれて、

心はそわそわ葛藤を始めました。

 

もう十分だ。行こう!行ってやろうじゃないか!
人混みがなんぼのもんじゃい!(何弁?)

 

ところが、頼みの友達は都合が合わず…家族も都合が合わず…行くなら1人で行かなくてはいけない状態になりました。

 

落ち着こう。

チケットが取れるかどうかも分からないし。

うんうん、チケットをまず取ってみよう。

抽選に応募してと……めちゃめちゃ取れたし。

 

神様がいて、お試しされているような気がしました。
「行くかい?やめるかい?どっちでもいいんだよ?」
くー。
行ってやる。這ってでも行ってやる。と、私は神様からの挑戦状を受け取ることにしました。

 

楽しむはずのライブに命がけで行くのですから、本当におかしいですよね。

 

当日、分かってはいたけれど満身創痍。

 

電車に乗る。ライブ会場に行く。その空間に1人でいる。というハードルの高さに、何度も心が折れそうになりました。

 

何とか気分を変えようと、今までの自分を振り返ってみました。

 

すると、「通院している病院内では発作が起こらない」という考えが湧いてきました。

 

それは、なぜだろう?

 

主治医の先生やスタッフの方を信頼しているから、ここで発作が起こったとしても大丈夫だと安心しきっている。ということが分かりました。

 

信頼しているなら、発作が起こらないの?

 

そこで、考え方を変えてみました。

 

人混み→怖い

 

人混み→助けてくれる人がいっぱい

 

にしてみました。

 

すると、行けたんです。

 

会場に入り、目につく人全てを、この人も、この人も、この人も助けてくれる。と、心の中で信頼していきました。

 

そして、誰よりも自分自身を信頼しました。

 

「私は、できる」

 

ライブが終わり、家に着いた途端、わんわん泣き崩れました。

 

ずっと行きたかった、行けた、怖かった、

大丈夫だった、やっぱりRADが好き、

色んな感情が一気に溢れ出しました。

 

とんでもない顔になっていたと思うので、誰かに見られていなくてよかった(笑)

 

その後、何かに挑戦するたびに、

この日のことを思い出しています。

 

挑戦は怖いです。

 

でも、やってやる。

 

失敗したっていい。
挑戦できる自分であることが、自分自身を信頼する強力な武器になります。

 

「あなたは、できる」


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