パニック発作は、強制安全スイッチが始動した合図
ココア、入りました ☺︎
ごゆっくりどうぞ。
予期不安を抱えて、心も体も頭もカチコチ。
嵐の中でも柳は折れないとよく言います。
ポッキリ折れるのは、しなることの出来ない木。
いつもカチコチな状態であると、そよ風でも嵐がきたかのように、
問題発生!と体はアラームを鳴らし、「恐い」という感情を呼び出します。
それに対して「そよ風だよ!」と冷静に返せるうちはいいのですが、その余裕がなくなってくると、「恐い」という感情が優勢になっていきます。
どうしようどうしようと、ますますカチコチになっていく主人(私)。
このままでは、主人がポッキリと折れてしまう……。
そこで主人を守るために体がとる手段が、発作を起こすことなんです。
カチコチになるのは、「パニックにならないぞ!パニックはだめだ!」と抵抗しているからです。
発作って、すごく体力を使いますよね。
私は、発作後は決まってぐったりして、「恐い」と思う余裕すら無い状態になってしまいます。
まさに、体のねらいはそれなんです。
発作で体力を使わせて、ぐったりさせること。
そうして、限界にまでカチコチになった心と体と頭を緩めるんです。
主人がそのままでは力を抜けないから、強制的に発作を起こして力を抜かせてくれるんです。
体は、私を守ってくれる防衛軍たちでいっぱい。
なんて優しいんでしょう。
体は本当に完璧ですね。
パニック発作が起こった時は、
「まかせろ!」
と、頼もしい防衛軍たちが助けに来てくれた合図です。
あなたはそのまま何もしないでいればいい。
安全な場所にだけ移動して、後は休んでいればいい。
もう大丈夫。
発作が起こるなら起こるままに、
防衛軍たちを信じて、安心して身を委ねましょう。
次の物語へ