はてしない物語を歩く覚悟

 

 

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ココア、入りました ☺︎

ごゆっくりどうぞ。


人生は、いつ何が起こるかわからないもの。

 

それはどこか遠い言葉で

私はリアルに感じてはいませんでした。

 

今日は昨日と同じように過ぎていくし、明日も今日と同じように過ぎていって、

年に1度小旅行に行って、帰ってきてまた同じ日々を続ける。

何も起こらなくて。それが安心。

 

その日も、いつもと変わらない日になるはずでした。

 

突然襲われた症状に出された診断は、パニック障害でした。

その後うつ病を併発し、真っ暗闇の中を8年彷徨いました。

 

まさか

 

何で

 

人生は、いつ何が起こるかわからないもの

ということを思い知りました。

 

普通に出来ていたことが出来なくなって、今も、過去に出来ていた全てのことを取り戻せたわけではありません。

でも、出来無くなったことの代わりに、たくさんのかけがえのないものを得ました。

 

こんなにも自分自身と、世界と向き合ったことは、今までありませんでした。

 

たくさんの本を読み漁る毎日。

そうして出会った1冊の本が、私を変えてくれました。

それが

ミヒャエル・エンデ作「はてしない物語」です。

 

主人公が居心地の良い場所に留まろうとした時、

「あなたさまはご自身の物語を体験なさらなくてはなりませぬ。

ここにとどまっておられてはいけません。」

と言われる場面があります。

 

「現状維持は、あなたの成長を止める」ともとれるこのセリフに、

いつも安心の中にいることを良しとしていた私は、ハッとしました。

 

同時に、止まっていた私の物語が動き始めるのを感じました。

 

私の物語は、私が進めるしかない。

 

私は、私のはてしない物語を歩く覚悟をしました。

 

恐いままでいい。

恐る恐るでいい。

それでも、進んでいこう。

やらなかったことに挑戦しよう。

 

そうしてブログというものに挑戦することにしました。

 

はてしない物語」の中では、起こることの全てが本の中に記されていきます。

そして、こんな1節があります。

だれかがあの本を、いつか___というより今この瞬間に読んでいるということが、当然ありうる。

 

挑戦する理由は、この1節の通りに、ただ1つ。

もしも私の物語が、誰かの役に立てるかもしれないのなら。

それなら、書いて残して、今この瞬間に読んでくださる方に伝えないといけないことがあると思ったからです。

 

ブログでは、ビビりながらも進む私の日常や、

日々の気づき(たまに息抜き)を綴っていきたいと思います。

 

どうぞよろしくお願いします。

 

 

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